肌(皮膚)の悩み
整体のセミナーの時に、受講生の奥さんが、腕から頭にかけて肌荒れでかゆみなどが酷く困ってるという話が出ました。聞けば、症状のある人専用の高価なシャンプーや石鹸などを使っているそうです。
その時、講師の先生が言った言葉。「洗いすぎで肌が荒れると製薬メーカーは対応の薬が売れる、さらに洗うから症状が酷くなり、専用の石鹸や薬が売れる。狙いはそこにあるのかも?」
私もその方は、洗いすぎ、消毒しすぎで肌の皮脂膜が無くなり、さらにその下の角質層まで剥落して、皮膚を守っている常在菌が居なくなったので、外部からの雑菌が繁殖し、肌が過敏状態になり、不快な状態になっているのだと感じました。もしそうなら、一番の対処法は、石鹸で洗わないことです。
野口整体の先生(女性)の本には、入浴のときにも石鹸を使わずに手で体を撫でたりするだけで、肌がきれいになっていくと書かれてました。皮膚の脂分は、入浴すれば、お湯にに解けて自然に排出されるそうです。洗髪もシャンプーを使わずにしていると、髪がつやつやしてくるそうです。
お肌の健康を守るために
疲労は、肌を守っている皮脂の分泌を悪くします。ビタミンBの不足や睡眠不足も、肌の健康に悪影響を及ぼします。肌が元気を取り戻すのに一番重要な時間帯は、午後10時から午前2時の間と言われています。この4時間での睡眠が、肌の回復に一番良い時間帯です。
皮膚常在菌は、皮膚の脂肪を分解して脂肪酸を作ります。皮膚が酸性になることで、病原菌の侵入を防いでいるのです。
健康な皮膚の表面は、pH5.4~6.0の弱酸性です。弱酸性に保たれているため、細菌感染や化学物質などの刺激から皮膚が守られているのです。
皮膚は神経系と関連が深い
皮膚は、神経系が一番敏感に現れる場所です。皮膚病といわれるものの大半は、神経の緊張異常の表れであり、皮膚そのものに問題があるわけではありません。
整体の創始者とも言われる野口晴哉先生によれば、イボなどは、神経系統を休めるようにすると、落ちてくるそうです。恥骨の角を押さえることで、様々な種類の皮膚疾患が改善するとも言われています。
また、風邪をひかないほど丈夫だという人の体は鈍い(鈍感)そうです。風邪をひくと丈夫になります。風邪をひけるうちは、ガンや脳溢血などになりにくいそうです。
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